5月の野菜畑
成長の遅れていた野菜畑も、このところの気温の上昇や先週の雨でぐんぐん成長してきた。
庭先でとったばかりの野菜は姿形は悪くても新鮮でとてもおいしいものだ。
「はるかの庭」の野菜畑は、バラやシャクヤクなどの花壇とはフェンスを境にして、一段低くした東側にある。
上の写真は野菜畑を南から見たところ。
いろいろの野菜を少しずつ作る、いわゆる多品種少量生産なので、畝は細かく分かれている。
一番右の畝にはトマトを植えたところ。それまでは、前年種をまいたコマツナと、そのあとの菜の花が残っている。
レタス、リーフレタスそれにブロッコリー。
これは昨年の11月に植えて、厳寒の中ビニールをかけて冬越しさせたもの。
半年かがりでレタスやリーフレタスが大きくなり、朝食などのサラダでおいしくいただいている。
ブロッコリーはワキ芽が次々と出てくるのを摘んでは利用している。
レタスとブロッコリーはコンパニオンプランツ、お互いの生育を助ける関係にある。
その隣には、九条ネギとキュウリ4本。
先々週苗を植えたキュウリ3本のうち2本が枯れたので、先週あらたに3本追加。
それとは別に種をまいたものからも芽がでてきている。
九条ネギは種をまいたもの。
ネギとキュウリもコンパニオンプランツだ。
アンズの木が2本とニラが植えてあるこの畝には、先々週ナス3本を植えた。
4月の半ばに植え付けたジャガイモ。
植えた後でまた寒波がきて心配したが、暖かくなるのを待って芽を出してくれた。
イチゴが50株ほど。花が咲いて、ようやく実がつき始めた。
イチゴはミツバチなどの助けを借りて受粉するが、今年はうまく受粉できているようだ。
イチゴの間に植えたチャイブにはピンクのかわいい花が咲いた。
チャイブはアサツキに似たハーブ。ネギのようにいろいろな料理の薬味として利用できる。
チャイブはイチゴのコンパニオンプランツとは、どこにも書いてないが、今のところイチゴもチャイブもとても元気に育っている。
こここは太ネギが植えてあったところに、スティックセニョール(茎ブロッコリー)やサラダミズナの種をまいている。
その隣はダイコンの種をまいた。
青首ダイコンとオロシダイコンの2種類。
一度間引いたが、次は根が小指くらいの太さになるまで待って間引き、一夜漬けにして食べると、これがおいしい。
ネギとエシャロット。
エシャロットはラッキョウの仲間で、生食用のラッキョウ。
タマネギ50本ほど。
昨年は半分が小さいままで終わったが、今年の出来はよさそう。
収穫は6月。
イチゴもタマネギも黒マルチシートだけでこの寒い冬を乗り切ったのには少々驚き。
ここは、この春に種をまいたシュンギク、コマツナ、ブロッコリーそれにニンジンと少々過密状態。
ブロッコリーはどこか移植する場所を考えないといけない。
昨年近所に移住して農業を始めた青年Kさんからブロッコリー、カリフラワー、スティックセニョール、バジルの苗をいただいたので、ここに植えた。
周りには、4月に種をまいたレタスとリーフレタス。
キヌサヤエンドウ。
エンドウは名古屋では前年の秋に種をまいて、4月に収穫する。
ところが、こちらでは冬越しできないので、スナップエンドウとともに名古屋で育てた苗をこちらへ持ってきて植えたもの。そろそろ収穫できそう。
庄野潤三は『野菜讃歌』(講談社文芸文庫 2010.01)の中で、「野菜が好きで、よく食べる。身体にいいからというのでなくて、おいしいから食べる。」と好きな野菜、ほうれん草、小松菜、大根、玉葱、人参、グリンピース、さつまいも、茄子、やまのいも、白菜とそれぞれのおしい食べ方を列挙したあと、きぬさやは「さっと茹でて牛肉のよこに添えたのがおいしい。妻は私の母の作り方を教わった阿波徳島風のまぜずしの上にふりかける。これがおいしい。」と書いている。
まぜずしやチラシずしの上にふりかけたきぬさやはシャキシャキして確かにおいしい。
年を越したイタリアンパセリとコリアンダーの間に、4月の終わりにサラダミズナ、ロケット、コカブなどの種をまいている。
ここは冬の間はパンジーの苗床にもなっていた。
ここには、ピーマンとシシトウそれにオクラの苗を植えたが、オクラを枯らしてしまったので、青トウに変えた。
ここは、もう一か所と同じくレタス、リーフレタス、ブロッコリーを冬越しさせたところ。
収穫が済んだあとには、セロリやサラダ菜などを植えた。
ここにもジャガイモを植えている。
ジャガイモはキタアカリという品種で種イモ1kg。連作障害を避けるため、植え付け場所を求めて、2ヵ所に分散している。
その向こうの畝には、スナップエンドウ。
種まいたときに、キヌサヤと混じってしまったようで、同じ白花、どれがスナップで、どれがキヌサヤか実がなってみないとわからない。
上の図で橙色が前年秋から植えている野菜、白い部分はこの春植えた野菜。
標高が高い「はるかの庭」ではどうしても春野菜の収穫が遅れ、夏野菜が同居することになってしまう。
いずれにしろ自家消費分だけ収穫できればいいので、狭い畑にコンパニオンプランツのような相性の良いものを寄せ集めて植えているので、こんな畑になってしまっている。
菜園とかキッチンガーデンとかしゃれた名前にできなくて、野菜畑と呼ぶ次第である。
(図や写真は画面の上でクリックすると拡大してご覧いただけます。)

















この記事へのコメント
すばらしい菜園ですね!うらやましいです。
とっても体に良さそうです。やはりここより暖かい場所だというのが、野菜の大きさでわかります。
冬越しで育てた野菜に感動です、きっとおいしいことと思います。そういうことがこのへんでは寒すぎてできないのが悲しいです、自家野菜は無農薬で育てたいと思ってもおばあちゃんに農薬かけられたり、おばあちゃんがいるから好きなようにできなくて、ストレスだらけです。はるかさんのようにいろいろな種類を自由に作ってみたいです。
ほめていただくと恥ずかしい雑草だらけの畑、「NHK趣味の園芸 野菜の時間」のように、まっすぐまっ平らに畝を作るわけでもなく、自己流で気ままに作っている畑です。
ただ、はるかが庭を歩いたりすることもあって農薬は使いませんので、安心して食べられます。
でも、手入れが、大変ですね。たのしい大変さ、ですか。
野菜にも相性の良いものとそうでないものとがあるようです。
気候が良くなると、とたんにあれもこれも植えたくなってスペースを考えずに種をまいたり、苗を買ったり・・・。
新鮮な野菜が食べられるのが、何よりの楽しみです。